末裔の証

2012年12月9日 日常
末裔の証
末裔の証
末裔の証
親父の四十九日法要も終え
遺言であった祖父の田舎の寺へ・・・

以前にも書いたが祖父の田舎は上郡の小野豆。
いわゆる平家の落人村。

生家の寺は廃寺となっているが
麓にある釜島の西光寺というお寺が御本尊を御祀りして下さっている。
親父からの聞き伝えによると、このお寺も親戚筋らしい。

小野豆の真勝寺の御本尊の前で、御住職が御勤めをして下さった。
親父が生前、もう一度お参りしたいといっていた西光寺
代参という事になるのか・・・

その後、経盛卿の遺品といわれる陣羽織や椀、鏃を見せて頂く。
これらの品々を見るのは二度目。
一度目は、まだ真勝寺が在った頃。小四の頃だったろうか?

四十九日法要の法話で、受継ぐ物、伝継ぐ物というお話を聞いたが
娘にも何時か伝継ぐ物なのだろう。

その時には、仏縁についても伝えなければと思った。

一つ、また一つと親父にまつわる用事をこなす度に
寂しさや、悲しみが募ってくる。
まだ、平常心を取り戻すには時間が必要なようだ。

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