親父を偲んで

2012年12月21日 旅行
久しぶりに、磯釣りに行ってきました。
場所は、やっぱり周参見です。

金曜の夜に出発したのだが・・・
高速を降りて、42号線を走っていると・・・
看板が目に入った。

「白浜~椿 全面通行止め」の文字が目に入った!!

えっ!と思ったが見間違いだろう?と、気にもせず先へ進むと・・・
富田の手前でまた看板・・・

「事故のため、見草 全面通行止め」

見間違いじゃなかった!慌ててナビに目的地をセットする。
いつもなら、直進する交差点を左に曲がれという指示。
素直に左折してナビ通りに進んでいくと・・・
おいおい!どんどん道が狭くなった来たぞ!
そのまま細くて暗い山道へと入って行く・・・
おいおい!大丈夫なんだろうなぁ?
道端の標識には「上富田すさみ線」の文字。
間違っては無い様だ。
ナビの指示通りに右左折を繰り返し進んで行く。
街灯なんて全く無いし、初めて走る道だし、雨は降ってるし、道の両側は杉林だし・・・

その風景は、何時ぞやのテレビで見た文字通り、そこは熊野古道

いつもなら、クサっているだろう。
でも今回、不思議と気分は悪くない。
「南紀には、こんな所も在るんだぞ(笑)」と親父が教えてくれている気分。
親父が、まだ元気な頃、富田の水を汲みに出かけていたそうだ。

少々、到着が遅くなっても良いか!
三連休だし、土曜は南風が強くなるから海は荒れて磯釣りは無理だろう。
ちょっぴり冒険旅行気分で、車を走らせる。
どれくらいの時間、走ったろうか?紀伊日置の駅を通過。
42号線に無事に戻った。ここからは5分ほどで着く。

当初、到着予定は21時だったが1時間多く掛かって、22時頃着。

まぁ、良いや♪
明日は絶対!海が荒れるから、酒飲んでフテ寝しておこう♪


今回の京都徘徊の一番の目的地が青蓮院

「国宝 青不動明王二童子像」が御開帳されている。
今まで三度しか公開されておらず、その三度ともお参りしていない。
今回は創建以来、始めての青蓮院での御開帳。
 (以前の三回は大阪万博と奈良国立博物館での公開)
今回を逃すと、一度もお参りすることも無く、この世を去るかもしれない。
「これは是非、お参りしておかなければ!」と強迫観念に近い感覚で参拝する事に決めていた。

門前は、凄い人・・・ちょっと時間をずらす事も考えたが、三連休の真ん中。
人が増える事はあっても、減る可能性は少ないだろうと考えて参拝者の列に並ぶ。

拝観料を納めると、お守りと説明書きのプリント、祈願用紙をいただける。
祈願用紙に自分の願いと住所、氏名を書いて収めさせて頂くようになっている。

順路の立看板に案内されて、寺院内をグルグル・・・・
どこ?どこ?まだ?・・・・愛しい人に逢う時のようにちょっとドキドキする。

祈願用紙に記入する為にテーブルが置かれた部屋の隣・・・
いらっしゃいました!薄暗い明かりに照らされた青不動明王が・・・

何を願ったか?実物を拝見して何を思ったかは、差し控えさせて頂きます。

とりあえず、所期の目的を達したので、この後は当ても無く徘徊を続けます。