ダブル・ヒット!
ダブル・ヒット!
今月の「ついで釣行」

いつもは、一人での釣行&墓参りですが・・・
今回の釣行はS師匠が同行。
現地集合、現地解散のスケジュール。

S師匠は周参見は久し振りという事で、
手順は、いつもの如く。
エサは山口、渡船は岩元、釣れる魚は「運任せ」

渡船客が少ないので、「オオギシ」に渡してもらえる。
出船時は満潮なので、贅沢にも、まずは「シオフキ」で時間潰し。

胴部分の沖向きに底物狙いの人が入るので西と東に分かれて釣座を構える。

数投目にアタリ!アワセ・・・ノッタ!
走る走る!潜る潜る!竿が綺麗に曲がり、ラインが鳴く!
キュ~ン♪キュン♪キュ~ン♪
竿に伝わる手応えは、楽に35センチ以上のグレ!
師匠の前で修行の成果を見せる事が出来るか?

獲物が浮いてきた!綺麗過ぎるほど青い!
サイズは・・・思ったほどでも無い・・・
あれ?尾長か?高水温で元気過ぎるのか?

正解は、30センチのイスズミ
まぁまぁ、楽しめたので「良し!」としよう。
前回の釣行の教訓を活かして、即〆て磯クールへ・・・

S師匠の釣座にお邪魔して、勉強させてもらう。
な~るほど、ズボ釣りで底を探るように、ラインを操作して潮を探るのか・・・
狙った潮に、コマセを打ち、仕掛けを操作して狙いの潮に乗せる・・・
単純に「イケイケ!ドンドン!」 じゃない訳だ・・・

S師匠は2、3回リールを巻いただけで、サシエのあるなしを判断する・・・凄い!
自分も出来る様になる気がしない。

自分の釣座に戻って、師匠の真似をしてみる。
こうか?それともこう?はたまた?何回か練習していると・・・

スパン!とウキが沈んだ!アワセ!・・・ノッタ!
と同時に走る走る!止まらない!止まらない!正確には止められない!
限界近くまで竿を絞り込まれたまま、シオフキの東のハナをぐるりと半周・・・
「ウワ~!やめてぇ~!止まってぇ~!」
心の中で叫びながら、必死で耐えながらリールを巻く。
今度は磯際へ突っ込んできた!ヤバイ!瀬擦れで切られる!
竿を寝かせて耐える・・・一か八かで、リールを巻き、更に耐える。
ウキが見えてきた!あと少し・・・と思った途端にヌルッとハリスが瀬擦れの感触・・・
何も無かったかの様に竿の曲がりが無くなった・・・痛恨のバラシ!

リベンジに励むも弁当船で、「オオギシ」に磯替りの時間。

磯替りして、沖向きで釣りたかったが・・・風強すぎ!
風に背を向けて西向き、地方に向かって釣りはじめる。
沈み根の向こうでヒット!も、思ったとおり瀬擦れでバラシ・・・

風はドンドン強くなる。
フカセリハビリ患者の腕では、仕掛け操作なんて出来るわけ無い。
師匠の許しを得て、ズボ釣りに変更。

サンノジ、オジサン、ガシラを相手に竿を曲げて、楽しんでいると・・・
師匠にヒット・・・見た目にデカイ!止まらない!止まらない!
リールシート直上から竿が曲がってる!どう?どう?この状態で獲れるのか?
ググググ、ギュ~ン!と瀬擦れでバラシ。

迎えの船まであと1時間半・・・
新しいリールで挑んでいる師匠は「ヤバイ!坊主リールになってまう!」
師匠は気を取り直して、リベンジに励む。

こちらは、相も変わらず、オジサン、サンノジと戯れる。

竿先がプルプルッ、ピュンと入るアタリ!アワセ!・・・ノッタ!!
ヌォ~!これまた、止まらない!止まらない!
2号の竿が胴から曲がる~~!でも、楽しい~~~ぃ♪
タモ入れをしようとしてると・・・・
「ゴメン、ゴメン、ゴメン。通して、通して、通して、そっち行かせて」と、師匠の声。
見ると竿を曲げながら、こっちに近づいてくる。
急いでタモ入れしようとするが、逆に焦ってバタバタしてしまった。
釣った魚を確認もせずに、竿とタモをもってまま、師匠の竿の下をくぐる。

師匠は、ハナのハナ、これ以上無いハナまで出て必死で耐えている。リベンジ成功か?
竿で魚の走りを止めながら、時には強引に、あるときは繊細にリールを巻いていく。
獲物は浮いてきた・・・サンノジ!でもデカイ!!
タモ入れを手伝って、師匠もリベンジ成功!

自分が「ニセカンランハギ 33センチ」
師匠が「サンノジ 45センチ」

狙いの魚種では、無かったが・・・
ダブル・ヒット達成!
いつか、グレでのダブルヒットを目指したいと思います。

師匠のリールには「40オーバーリール」と名付けておきました。
その後、間もなく迎えの船が来て、二人とも気分良く、帰港。解散となりました。



ちゃんと、日曜日の朝、親父の墓参りに行きましたよ。
くどいようですが、「ついで釣行」 ですから・・・

コメント