最後の日本兵「小野田少尉」
2014年2月18日 覚え書き雑誌で読んだ小野田少尉の言葉を、思い出せるように書き残す。
宮元武蔵の教え
「神仏を信じ、神仏に頼らず」
小野田少尉の母君の言葉
「私たちは、生きるように生まれてきたんだ。」
「人は誰でも、何か自分でやりたい事があるから生まれてきたんだ。」
「お腹の中で、この世へ生まれ落ちたいと言うから、産んであげたんだよ。」
小野田少尉は、こう反論したそうだ。
「そんな事、言った覚えは無い。」と、
普通の母親なら、恐らく次の言葉に窮するだろう。
窮すると言うより、絶望に近い悲しみに包まれるだろう。
しかし、小野田少尉の母君は違ったらしい。
「じゃあ、生まれてきて、お乳を飲んだのを覚えているかい?」
「オムツを替えてもらったのを覚えているかい?」
自分が十代後半の頃・・・
粗暴で、生意気なだけで、何も知らず、最悪の人間だった頃・・・
「産んでくれと頼んだ覚えは無い!」
同じ言葉を、母親に言った事がある。
母は、黙って涙を流していた。
今、考えると・・・本当に最悪だった。
芥川の「河童」のエピソードの様に・・・
人間は生まれたくて、この世に生まれてくるんだろう。
きっと、母親のお腹の中で、「産んで下さい。」とお願いしているのだろう。
生まれた瞬間に、そんな事忘れてしまうんだろうけど・・・
なんとなく、ほんのりと・・・お願いしたような記憶があるような気がする。
だから、自分で命を絶つ事は、「悪」 なんだろう。
命尽きるまで、努力し続けないと・・・
宮元武蔵の教え
「神仏を信じ、神仏に頼らず」
小野田少尉の母君の言葉
「私たちは、生きるように生まれてきたんだ。」
「人は誰でも、何か自分でやりたい事があるから生まれてきたんだ。」
「お腹の中で、この世へ生まれ落ちたいと言うから、産んであげたんだよ。」
小野田少尉は、こう反論したそうだ。
「そんな事、言った覚えは無い。」と、
普通の母親なら、恐らく次の言葉に窮するだろう。
窮すると言うより、絶望に近い悲しみに包まれるだろう。
しかし、小野田少尉の母君は違ったらしい。
「じゃあ、生まれてきて、お乳を飲んだのを覚えているかい?」
「オムツを替えてもらったのを覚えているかい?」
自分が十代後半の頃・・・
粗暴で、生意気なだけで、何も知らず、最悪の人間だった頃・・・
「産んでくれと頼んだ覚えは無い!」
同じ言葉を、母親に言った事がある。
母は、黙って涙を流していた。
今、考えると・・・本当に最悪だった。
芥川の「河童」のエピソードの様に・・・
人間は生まれたくて、この世に生まれてくるんだろう。
きっと、母親のお腹の中で、「産んで下さい。」とお願いしているのだろう。
生まれた瞬間に、そんな事忘れてしまうんだろうけど・・・
なんとなく、ほんのりと・・・お願いしたような記憶があるような気がする。
だから、自分で命を絶つ事は、「悪」 なんだろう。
命尽きるまで、努力し続けないと・・・
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